「2017年」の記事一覧

債務整理するとカードで購入した商品はどうなる

債務整理全般

債務整理(任意整理、自己破産、民事再生)をすると、クレジットカードで購入した商品は債権者に返却することになるのでしょうか。クレジットカード会社の会員規約を確認してみると、「購入された商品の所有権は、お支払いが完了するまでは当社にあるものとします」というような条項が入っています。つまり、クレジットカードで購入した商品は、支払いが終わるまでは自分のものにはなっておらず、クレジットカード会社に所有権があるのです。

家賃滞納が増加(家賃保証会社の実情)

信用情報 債務整理全般

最近では、賃貸マンションやアパートを借りる際に、家賃保証会社を利用するのが普通になっています。借り主が家賃保証会社を利用していれば、家賃の滞納があった場合でも、貸し主(大家)は家賃保証会社から支払いを受けることができます。家賃保証会社を利用すれば連帯保証人を付ける必要は無いのが通常ですし、借り主にとっても面倒がなくて良いのだろうと何となく思っていました。

パルティール債権回収からの通知書が届いたら

時効援用

パルティール債権回収株式会社から、債権譲渡通知書、通告書などのタイトルのハガキが届いたとのご相談が多くなっています。これはパルティール債権回収会社が、他社から債権を買い取って請求をおこなっているものです。最近は、楽天カード株式会社や、アプラス株式会社から債権譲渡を受けたとして請求してくるのを数多く見かけます。

自己破産申立での弁護士と司法書士の違い

自己破産

個人の自己破産申立ては弁護士、司法書士のどちらに依頼することもできますが、弁護士は申立人(破産者)の代理人として自己破産申立てをすることができるのに対し、司法書士がおこなえるのは破産申立書などの書類作成のみであるというのが最大の違いです(ただし、司法書士が破産申立書等の作成をおこなった場合、裁判所への申立ても司法書士がおこなうのが通常だと思われます)。

親の兄弟の相続放棄が必要な場合

相続放棄

亡くなった人(被相続人)が債務超過の状況にあった場合、その人の相続人は相続放棄をすることにより債務を相続しないで済むようになります。ここで注意すべきなのは、自分が相続放棄をすることにより、後順位の相続人へ相続権が移る場合があるということです。ここでは、亡くなった伯父(叔父)の子どもたちが相続放棄したことにより、甥っ子(姪っ子)にあたる人たちが相続人になってしまうケースについて解説します。

時効援用が必要ない場合

時効援用

消費者金融やクレジットカードによる借金を延滞したままになっているのだけれども、やっぱり時効援用をした方が良いのかとの相談を多くいただきます。このときまず確認すべきは、現時点で通知書(請求書、督促状)などは届いているのかと・・・

先順位者が相続放棄したかを調べる方法

相続放棄

自分よりも先順位の相続人が相続放棄したかを知りたいとのご相談がありました。先順位者が相続放棄したとしても知らせてくれることは期待できないし、自分から聞くこともできないという場合もあるでしょう。今回のご相談のケースでは次のような事情がありました。

債務整理の種類と方法2(個人版民事再生)

債務整理全般 民事再生

個人版民事再生の手続きを利用するメリットが最も大きいのは、「住宅ローンに加えてその他の借金も多い場合」です。住宅ローン以外の借金の支払いに追われて、住宅ローンの支払いも難しくなっているような場合でも、個人版民事再生を利用すれば「無理なく住宅ローンの支払いが出来るようになる」ことが期待できます。

クレジットカードの審査に通る方法?

債務整理全般

ウェブ上で『クレカ(クレジットカード)の審査に落ちたら選択肢はこの2つ』とのタイトルの広告を見かけました。何が書いてあるのかと思い見てみると、消費者金融が発行するクレジットカードへの申込み、銀行カードローンへの申込みを薦めています。通常のクレジットカードとは審査基準が違うから審査に通る可能性があるのだとのことです。

相続放棄前の自己破産は詐害行為取消権行使の対象か

相続放棄 自己破産

自己破産申立ての前に、父親が亡くなっているというようなときには、相続財産の有無やその処分の仕方などに注意が必要です。遺産分割が済んでいない相続財産があれば、自己破産の申立時には法定相続分に相当する相続財産が、財産目録に記入すべき財産となります。また、すでに遺産分割協議をおこなっている場合、その分割内容によっては、破産管財人による否認対象行為になる可能性があります。

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