私のおばあちゃんは地主でちょっとした土地を持っています。しかし、その土地は、私が住んでいるところから車で30分くらい走ったかなりの田舎にあるのです。はっきりいってその土地を相続したとしても有効活用する方法が思いつきません。かりに、家を建てたとしてもそこに住む人がいるのか少し疑問です。そのくらい田舎に住んでいます。
おばあちゃんは90代でいつ亡くなるかも分かりません。そして、私の父親も持病が多く健康に不安があります。両親もマンションを購入しているので、両親が亡くなった場合にはこのマンションも相続することになると思われます。
私には私を含めて3人兄弟がいます。財産の相続など詳しくはわからないのですが、話し合いによって財産を分配することになると思います。両親のもっているマンションはまだローンが3000万円くらい残っているみたいです。マンションを相続した時にはこのローンもいっしょに相続してしまい、ローンの支払い義務が生じるのでしょうか。
私はあまり他人に頼ったりはしません。学校などもアルバイトをして自分のお金で進学しましたし、免許代や車を購入するときも親にお金をだしてもらったことは1度もありません。なので、おばあちゃんの財産や両親が残してくれる財産にはこれっぽっちも期待していません。財産を残すことを考えるよりも、1度きりの人生を思いっきり満喫して幸せになって亡くなってほしいと思っています。
そんなことを思いながら、財産の相続放棄について少し調べてみたんですが意外でした。なにも手続きをしない場合には相続が放棄されるものだと思っていたら、そうではありませんでした。相続放棄するには、家庭裁判所に相続が開始してから相続人本人が3ヶ月以内に申告しなければならないようです。逆に3ヶ月以内に申告しない場合、相続放棄が認められず財産相続をしなければならないみたいです。
相続放棄にはメリットもあるようで、遺産としてはプラスの遺産だけではなく借金などの負の遺産もあるのですが、その負の遺産も相続を放棄することができるみたいです。これは知らなかったので勉強になりました。相続放棄も自分ですると間違ったりトラブルが起こったりすると思うのでちゃんと専門家がいます。わたしがもし相続放棄をする場合は、裁判所手続きの専門家である司法書士に依頼しようと考えています。