親権と利益相反行為 「成年に達しない子は、父母の親権に服する」とされています(民法818条)。この親権の内容には大きく分けて、子の身上監護権、財産管理権があります。 この財産管理権の一部として、子の財産に関する法律行為に・・・
「遺産分割協議」の記事一覧
相続登記とサイン証明(署名証明)
遺産相続手続をするために作成した遺産分割協議書へは、相続人全員が署名および実印による押印をし、印鑑証明書を添付します。この遺産分割協議書を使って、ご自宅の名義変更登記や、その他の遺産相続手続をするわけです。 しかし、相続・・・
行方不明者がいる場合の遺産分割協議
相続人中に行方不明者がいる場合、家庭裁判所へ「不在者の財産管理人選任申立」をし、不在者の財産管理人を選任してもらうことになります。 不在者とは「それまでの住所(または居所を去って)容易に帰ってくる見込みのない者のこと」を・・・
未成年者がいる場合の遺産分割協議
被相続人が遺言書を作成していない場合には、法定相続人の全員により遺産分割協議をすることになりますが、未成年者については自分で遺産分割協議に参加することはできません。 そこで、遺産分割協議をする際、相続人の中に未成年者がい・・・