「2012年10月」の記事一覧

生前に遺留分放棄できるのか?

相続の基礎知識 相続放棄

前回の投稿で述べたように、被相続人の生前に、その推定相続人が相続放棄をすることはできません。ところが、同じ「放棄」であっても、遺留分の放棄については被相続人の生前におこなうことが可能です。 生前に遺留分放棄をするのは次の・・・

生前に相続放棄できるのか?

相続放棄

相続放棄は、主に被相続人の負債(債務、借金)が財産(銀行預金、不動産など)よりも多い場合に、その負債などの支払い義務から逃れるためにおこなう手続きです。 相続放棄をするには、家庭裁判所で「相続放棄申述」をしますが、この申・・・

共有名義に変更登記した場合の問題点

相続登記

土地や家を相続する際に、うまく遺産を分けるのが難しいなどの理由で、複数の相続人による共有名義に変更登記をしていることがります。 この場合、家屋の建て替えにともなって住宅ローンの借入れをするときや、その不動産を売却するとき・・・

名義変更で遺産分割協議書が不要なとき

相続登記

被相続人が所有していた土地や家の名義変更(相続登記)をする際、法定相続人が複数いるときには、相続人の全員により署名押印をした遺産分割協議書を添付するのが通常です。 しかし、相続人が複数であっても、法定相続人の全員がその法・・・

相続登記(不動産の名義変更)の専門家は

相続登記

相続手続をおこなう際に、遺産の中に不動産(土地、家)がある場合には、その名義変更手続きをします。相続による不動産の名義変更手続きのことを、一般に「相続登記」と言っています。 不動産登記の専門家は司法書士です。正確にいえば・・・

過払い金請求権は10年で時効消滅します

過払い金請求

法定金利(借入の元本が10万円以上100万円未満の場合18%)を超える高金利での借金を長年続けていた場合、過払い金の返還請求をできることがあります。 とくに、法定金利を超える高金利での取引をしていて、すでに返済が完了(完・・・

借金返済の相談、債務整理なら

債務整理

借金が増えてしまい、ご自分の給料など収入の範囲内で返済をすることが難しくなったらどうすれば良いでしょう。 自分で努力することで収入を増やしたり、倹約することで支出を減らすことで、借金返済に回せるお金を増やすことができれば・・・

借金(債務)の消滅時効援用

債務整理

消費者金融(サラ金)への借金返済を停止してから5年間が経過すると、その債務を返済する義務が時効により消滅します。 この消滅時効は、相手方に対して、時効を援用するとの意思表示をすることで効力が生じます。意思表示をした事実を・・・

過払い金請求報酬(費用)の相場

過払い金請求

過払い金返還請求を司法書士・弁護士に依頼した場合、返還された過払い金の額に応じて手続費用(報酬)がかかるのが通常です。たとえば、返還を受けた過払い金の20%が「過払い金返還報酬」として支払うといった具合です。 完済後の過・・・

相続放棄すると生命保険金は受け取れない?

相続放棄

相続放棄とは、亡くなられた方(被相続人)についての、遺産(債権、債務)の一切を引き継がないものとするために、家庭裁判所でおこなう手続です。 「相続の放棄をした者は、その相続に関しては、初めから相続人とならなかったものとみ・・・

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