相続人が2名以上いる場合、相続人それぞれがどれだけの遺産相続権を持つかについては民法により規定されています。 まず、相続人が1名であれば、当然その相続人が全ての遺産を相続します。たとえば、配偶者のみが相続人であるときは、・・・
「2012年10月」の記事一覧(4 / 4ページ目)
誰が遺産を相続するのか
相続人が2名以上いる場合、被相続人の遺産(財産、負債)を、誰がどれだけ引き継ぐかについてどのように決定するのでしょうか? 遺産分割の内容については、被相続人が遺言書によって指定することも可能ですし、相続人間の話し合いによ・・・
未成年者がいる場合の遺産分割協議
被相続人が遺言書を作成していない場合には、法定相続人の全員により遺産分割協議をすることになりますが、未成年者については自分で遺産分割協議に参加することはできません。 そこで、遺産分割協議をする際、相続人の中に未成年者がい・・・
相続登記の印鑑証明書の期限
「相続人が1名のみ」、「相続人が複数だが、法定相続分の通りに相続する」、または、「法的に有効な遺言書があり、その遺言に従って相続する」ような場合を除き、不動産相続登記をする際には遺産分割協議書を作成し、署名及び実印での押・・・
誰に相続権があるのか(法定相続人)
1.法定相続人になるのは? 誰が法定相続人となるかについては、民法により定められています。まずは、亡くなった方(被相続人といいます)に配偶者(夫、妻)がいれば、その配偶者は必ず相続人になります。 被相続人の子、父母、兄弟・・・
3ヶ月間が経過した後の相続放棄
家庭裁判所への相続放棄申述は、「自己のために相続の開始があったことを知ったとき」から3か月以内にしなければなりません。この期間内に相続放棄(または限定承認)の手続をしなかった場合には、相続を単純承認したものとみなされます・・・