「自己破産」の記事一覧

夫婦の一方だけの自己破産申立ては認められるのか

自己破産

夫婦がともに多重債務の状況にあるとして、その夫婦の一方だけが自己破産申立てをすることは認められるのでしょうか。たとえば、「夫だけが自己破産して、妻はそのまま返済を続ける」とか、「妻だけが自己破産をして、夫は任意整理をする」といった方法が認められるかということです。

退職金見込額がわかる資料

自己破産

自己破産申立てをする際に提出する、財産目録の「退職金請求権・退職慰労金」の疎明資料としての、「退職金見込額がわかる資料」について解説します。裁判所によって取り扱いが異なる場合もあると思われるので、ここでの解説はあくまでも参考として捉えていただき、実際に申立てをするときには裁判所の指示に従うようにしてください。

自己破産申立てまでにかかる期間

自己破産

弁護士や、(認定)司法書士に自己破産(債務整理)の依頼をすると、債権者に宛てて受任通知を送付します。この時点で債権者への返済は停止しますし、その後の債権者とのやり取りも全て代理人を通じておこないます。したがって、自己破産(債務整理)の依頼をした時点で、借金の返済に追われる日々からは解放されるわけなのであり、自己破産申立てまでにかかる期間についてあまり気にする必要は無いともいえます。

どんなときに自己破産申立をするのか

自己破産

自己破産は、破産法によって定められた手続きです。破産法15条により、「債務者が支払不能にあるときは、裁判所は破産手続を開始する」とされています。「支払い不能」とは、今月分の支払いができないというだけでなく、それ以降も継続して返済が不能である状態を指します。また、その人が支払い不能であるかは、所有している財産の状況や、今後の収入の見込みなどにより総合的に判断されます。

自己破産にかかる費用

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比較的費用が安くて分割払いに応じてくれる、弁護士や司法書士を探して依頼するのが現実的だといえます。弁護士や司法書士によって、大きく費用が違うことがありますので、総額でいくらかかるのか依頼する前に確認しましょう。

自己破産と不動産(持ち家)の処分

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自己破産と持ち家の処分

住宅ローン支払中の持ち家の場合には、「住宅ローンの残額」と「不動産の現在価値」によりまず判断されます。「住宅ローンの残額」が「不動産の現在価値」を大幅に上回っているときは、破産管財人が不動産の売却をおこなっても、破産債権者へ配当をおこなえる見込みがありませんし、不動産の売却代金を破産手続の費用に充てることもできません。

管財手続と同時破産廃止手続の基準

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99万円までの現金は自由財産とされていますが、管財事件の基準はそれとは異なり、33万円以上の現金を保有している場合には管財事件とされるのです(そもそも、自由財産拡張の制度は、管財手続と同時廃止手続の基準に影響するものではありません)。

破産者が自由に処分できる自由財産の範囲

自己破産

破産法34条1項では、「破産者が破産手続開始の時において有する一切の財産(日本国内にあるかどうかを問わない)は破産財団とする」としています。そして、同条3項において「次に掲げる財産は、破産財団に属しない」とされています。これが、自由財産です。「自由財産」とは、破産者の財産のうちで破産財団に属さず、破産者が自由に管理処分できる財産のことをいいます。法律上当然に自由財産になるものとされているのは次のような財産です。

免責されないのはどんな場合か

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破産法252条1項で「裁判所は、破産者について、次の各号に掲げる事由のいずれにも該当しない場合には、免責許可の決定をする」としています。つまり、次の11個の事由に該当する場合には、免責不許可事由があるということです。ただし、免責不許可事由がある場合には、必ず免責不許可になるということではありません。

免責の許可を受けるとどうなるか

自己破産

破産法253条1項により、「免責許可の決定が確定したときは、破産者は、破産手続による配当を除き、破産債権について、その責任を免れる」とされています。「破産債権」とは、破産者に対し破産手続開始前の原因に基づいて生じた財産上の請求権(破産法第97条各号に掲げる債権を含む。)であって、財団債権に該当しないものをいいます(破産法2条5項)。

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